ハロー効果とは
社会心理学の用語で、ある特徴に引きずられて対象の評価が歪む現象のことです。
良い印象と悪い印象どちらにもその効果は働きます。
例
- 人気のコメンテーターが専門外のことを喋ってもそれっぽく聞こえる
- 身なりがしっかりしている人は中身もしっかりしていそう
- 身なりがしっかりしていなそうな人は中身もしっかりしていなそう
- 松重豊さんが出てるご飯のCMは美味しそう
ハロー効果はうまく作用させることで第一印象などをよくすることが出来ますが、現代社会では本質的には部分に内容が伴っていなければすぐに指摘され効果がなくなるどころかネガティブな評価につながる可能性が高いです。
有名な方では【ハロー効果】を最大限に活用していたのはショーン・Kさんかもしれません。経歴詐称が良くないことであるのは当然として、身なりや雰囲気がいかに説得力に影響を与えるか考えさせられました。
ハロー効果に限らずですが、人間関係やビジネス関係で心理効果を活用したい場合もまず中身ありきでオプションとして心理効果を活用するスタンスがよいと思います。
ちなみに、ハローとは聖人の頭上に描かれる光輪のことです。
提唱者
エドワード・L・ソーンダイク
関連ワード
- 後光効果
- 光背効果
- ハローエラー
- halo effect
- あばたもえくぼ
- 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
- 認知バイアス